真似からはじめる

まずは有名サイトを真似てみる

現在、私はweb関連スクールの講師をしています。今年の1月まではwebデザインのクラスで、現在はhtmlを基本に、perlのプログラムとphpプログラミングがメインのクラス。あと、別の教室でグラフィックデザインもやっています。

プログラムはすぐにちゃっちゃと身につくというわけではなく、ひとつひとつしっかり身につけていくものです。
デザインも基本そうなのですが、フォトショップやイラストレータの操作を覚えたら後は個人差が結構あると思います。

特に、グラデーションなどで、個人差がはっきりしてくるような気がします。

まずは有名サイトを真似てみる
まずは有名サイトを真似てみる

何故その色になったのか。何故そのグラデーションなのか。はっきりした意味もなく「これがいいと思ったから」では、厳しく言えば「幼稚園生のお絵かき」と同じになってしまいます。少なくともクライアントさんに説明できるだけの意味を持って色を配置しなければなりません。

「何故そのグラデーションなのですか?」と聞いて「これではダメですか?」ということではなくてね。

誰が見るサイトなのか=デザインの基本

大学や専門学校と違い、実務レベルのwebデザインがしっかりできるように(それも短期間でとなると)、のんびりデザインの基本を話している時間はありません。なので、こうしたことも仕方ないことではあります。ツールの使い方をよく使うものから覚えて、すぐにバーチャルサイトを作っていくことになります。

全員同じテーマで、テキストも素材写真も一緒で、カラムのサイズも同じ設定で作っていくのですが、30人いて30通りの違うものができあがります。

当たり前といえば当たり前ですけど。

そこで思うのは、「自分の個性を出したい」と考える人が多いということ。

デザインはあるレベルに到達した有名デザイナーでも、自分の個性を考えるより誰が見るのか、そのサービスや商品・情報の特性は何なのか。まずそれがあって、そこを伝えることをしていくのが仕事だと思います。

真似からはじめる

絵を勉強する時に、りんごのデッサンから始めたりします。林檎を注意深く観察し、光と影を意識して鉛筆で描いていきます。その時に「自分の個性」などと考える人はほぼいないと思いますが、デザインになるとなぜか「自分らしさ」を意識する人が多いのはちょっと意外です。

絵もそうですし、ミュージシャンの殆どは「コピー」から始めるし、小説家も様々な本を読んで自分の中に吸収してから書いていくもの。意識せずに「過去の素晴らしいもの」を自分に取り入れているはずです。

まずは見本と同じものが作れるようになること。その見本を自分の中に吸収して、それからそのサイトの特性を分析して、オリジナルのデザインをしていくことが重要です。

センスは観察力

「私はデザインのセンスが無いから」という方がいます。

絵が描けないし、描いても下手だし。

でも、イラストレーターになるわけではないですよね。

色合いと余白をしっかり管理してけば、イラストを描くわけではないのでデザインはできます。
このブログでも何度もかいていますが、しっかりと「情報を整理」して「優先順位」をつけて、「Contrast(コントラスト)Repetition(反復)Alignment(整列)Proximity(近接)の4原則」を忘れずに作業をしていけば、「良いサイト」は作れるはず。その先に「素敵なサイト」があると思います。

センスは観察力。

まずは真似からはじめましょう。

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