はっきり分かるボタンやナビゲーション

急いでいるのに・・・

普段は居酒屋や汚いbarなんかでしかお酒を飲まないのですが、友人に誘われて洒落た飲み屋さんとかにも稀に行くことがあります。しかし、普段の「早く酔った者勝ち」習性が抜けずに、お酒がそれほど強いわけではないのにどんどん飲んでしまうのです、私・・・。

当然トイレに行きたくなります。同伴者に女性なんかいたりすると、すっと立って爽やかに・鮮やかにトイレを済ませたいものなのですが、歩き始めるとほろ酔いを通り越していて視線が泳ぎはじめて視力もあまり良くないわけだしはじめてのお店だしトイレが見つからないし。

やっとたどり着いたトイレのドアふたつ。

薄暗い照明の通路に、こんなサインがあったりするんですね。

急いでいるのに・・・
急いでいるのに・・・

もうギリギリなんだから、すぐに判断できるサインにしてくれよ。せめてちょと色くらいつけてくれよ!

ギリギリの状態でたどり着いたのに、酔った眼力判断力ではなかなか扉を開ける勇気がなかったりします。

日本にはピクトグラム・ピクトサインという素晴らしいものがあります。

ピクトグラム
ひと目でわかるナビゲーション

これだったら躊躇する事無く扉を開けられたのに!

この分かりやすいデザインも、無論お店の雰囲気に合わせたアレンジが必要になるのは言うまでもありません。


以前にWEBデザイナー講座でも話したのですが(ここまで素行を詳しく話していませんが)、わかりにくいナビゲーションは人の行動に制限を与えてしまいます。
デザインを優先するサイトは実際にありますし、そうしたサイトはしっかりとしたターゲット設定をしているはずです。

上記のbarは、こんなにだらしなく飲む人をターゲットとしていなかったということだと考えられます。

よくあるチェーンのラーメン屋さんでご飯を食べて「いや、今日は私が払うよ」と後輩などに600円の昼飯をおごって恩を売ろうとして立ち上がって出口の方に向かうとレジがない。「XXさんこっちみたいです」と後輩が店内を指したりします。
良く使うそのチェーン店は必ずと言っていいほど入り口近くにレジがあるんだけど、高円寺店は違うのか・・・。

後輩に600円でいいかっこしようと思ったのに!(それほどのことではありませんが)

あるべきところに習慣的に視線がいくのは当然ですよね?

WEBデザインもそうで、背景とコントラストが殆ど違わない買い物籠ボタンや、商品説明の近くにないボタンは、お客様に探させてしまいます。

いわゆるグローバルナビゲーションがある位置に、グローバルではない必要な人にしか必要ではない類のリンクがあったりしたら・・・。

グローバルナビゲーション
グローバルナビゲーション

平凡な配置かもしれないけど、特にECサイト(通販サイト)などでは「あるべきところに目立つ色」で配置してあげることが重要になってきます。それがユーザーのためであり、デザイナーのこだわりは別のところで表現すべきだと考えます。

見た目優先もいいのですが、そこだけはしっかりと抑えておきたいものです。

3 thoughts on “はっきり分かるボタンやナビゲーション

  1. ブフッ!先生の生態は別として、とても分かりやすい例で、脳に確かに記憶された感じです。
    でもそれは、例えの情景付きだからかもしれませんねぇ!www  
    さっき聞いたholidayって曲のジャケット?のデザインも一目でわかるメッセージで、それに通じるものがあるのを感じました。人に、確かに分かりやすく伝える事でしょうか。

  2. 自営のグラフィックデザイナーです。
    不況でWEBに転進するかなといろんなところ徘徊しています。
    とてもためになるブログです。

    写真の「bar decision」にニヤリとしたのでコメントしました。

  3. moriさん
    配慮されたデザインは、結構あちらこちらにあるものなんですよね。

    soho designerさん
    何かのご参考になれば幸いですが、駄文で申し訳ないと思っています。
    decision に気づいていただいて!とても嬉しいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。